2018 News and Updates @ Anri Morimoto

2/10 婦人之友』という雑誌に「中東情勢の深層」という記事を書きました(「その他」ページ)。アメリカのイスラエル大使館移転問題ですが、新聞などで報じられているニュースを論じ直すだけでは意味がないので、少し神学と宗教学の視点から、なぜアメリカはいつも親イスラエルなのか、なぜエルサレムは三大宗教の聖地とされるのか、を説明しました。それにしても、こんな雑誌が今でも続いているんですね。購買層の年齢はやや高めのようです。
2/1 Net IB News というオンラインの経済情報誌に、拙著のインタビューが掲載されています(「その他」ページ)。5回連続とかで、編集者の意気込みが感じられます。実業家向けなので、「不識塾」の説明もていねいになされており、リベラルアーツを通して物事の本質を見極める力を養うことが、真に尊敬されるグローバル経営者に必要なのだ、とも語られています。
1/25 『アメリカ文化事典』(丸善出版)が出ました(「その他」ページ「事典項目」をクリック)。アメリカ学会50周年を記念して、ここ3年ほど努力を重ねてきたものです。中項目主義で見開き1項目、読んで楽しい「事典」に仕上がりました。900ページ超で2万円です。頁をめくってみてあちこち目立つのは、トランプ大統領登場の衝撃。世界史的な事件だということがよくわかります。
1/18 月刊誌 Voice にわたしの近著についてのインタヴューが載っています(「著書」ページ)。誌面とは別にウェブ版 (WebVoice) でも一部紹介されていますので、ご覧ください。「トランプ大統領を生み出した<富と成功>の論理と<反知性主義>」という題で、編集者がよくまとめてくれてあります。写真もよく撮れています。カメラマンがいっしょに来てくれた時はいつもいいですね。
1/13 石丸友里先生(天体物理学)のお別れ会。専門外のわれわれにもわかりやすくお話くださったことを覚えています。人間の身体を作る諸元素は、星の大爆発でできた星屑を受け継いでいるんだよ。地球が豊かな惑星であるのは、今はもうこの世にはない星々のおかげなのです。リベラルアーツの星のような先生を喪いました。それにしても礼拝堂寒かった。何で暖房入れなかったのかな。
1/10 今月末に公開予定の映画「デトロイト」を観ました。1967年夏のデトロイト市で起きた黒人暴動を扱ったもので、圧倒的な現実感に打ちのめされます。キング牧師が暗殺される前年のことで、知られていなかった事実や体験談を掘り起こすのはたいへんだったでしょう。閉じられた空間の中で起きる白人警官の暴力は、植民地時代以来の「魔女狩り」の心理経過に準拠していますね。最後に主人公は教会のゴスペル音楽に転向しますが、あえかな「救済」のメッセージもそこに込められています。
1/6 「京都ヘーゲル讀書會」に懇親会だけ参加。ふだんは京都で集まっているとのことですが、意外に人数がいて嬉しく思いました。ヘーゲルだけを読んでいるわけでもなく、専門の研究者だけで集まっているわけでもないからでしょう。ICU卒業生が多いのも頼もしい感じです。やっぱりリベラルアーツは哲学だ!特に今日お会いした若い博士課程のみなさん、どうぞそれぞれの大学でがんばってね。
1/3 『アステイオン創刊30周年ベスト論文選 1986-2016(冷戦後の世界と平成)』が出ました。第IV巻「思想・文学・社会」に、わたしの書いた「幸福を追求するアメリカ人――反知性主義と宗教」が収録されています(「著書」ページ「共著」バーをクリック)。それにしても、全4巻で35,000円、しかも分売不可って、買ってくれる人いるのかな。。。
1/1 あけましておめでとうございます。「年賀状を出しましょう」なんていうCM(関ジャニ?)がある世の中ですが、えへん、わたしはもう10年以上一枚も出しておりません。すみません、クリスマスカードも。今年も不義理をしているみなさまへのお詫びから一年を始めます。昨年のニュースは左欄 (ARCHIVES) に移しました。この過去年分のところが長くなってきたので、手が空いたらちょっと直すつもり。

Valid XHTML 1.0! 正当なCSSです!