Science Partnership Program

2004年8月19, 20, 28日に文科省 Science Partnership Program (SPP)で、「光を操る、光で操る」と題して、高校生に対して講義ならびに光ピンセットの実験を行ないました。生徒が持ってきた、 花粉や微生物等のさまざまなサンプルで実験を試みました。

実験マニュアル(PDF)SPP_files/SPPManual.pdf

生徒の発表が終わった後、目を輝かせながら私に「ありがとうございました!」と言ってくれた生徒が何人もいました。今回参加した生徒のなかから、将来物理に進み、研究者になろうと考える人が出てきてくれることを期待します。

 TAとして働いてくれた学生は、教える立場という責任感からか、新しいことも一生懸命に吸収しようとしていましたし、準備もよく手伝ってくれました。教育の経験になっただけでなく、一つのプロジェクトを遂行したという満足感も得られたようでした。

 また、高校の先生方が、熱心に教育を行っているようすに感銘をうけました。多くの先生が、実験設備や研究テーマに強い興味を示してくれたのも印象的でした。教育は長い年月をかけて育んでいくものだという実感を得ました。双方に、多くの刺激を与えあうことができたと思います。