水を体験的に知るとは?

                       吉野輝雄

 

水を知るとは、自然の中で、生活の中で水の性質、働き、ふるまいを自然科学的に知る(理解する)こと。

 

水を知るとは、水と深く関わっているヒトをはじめとする動植物すべての生命体の存在を支えている水の役割を知ること。

 

水を知るとは、水の働き/ふるまいと不可分の地球の自然環境、気象(気候変動)に目を向け、自然との関わりの中に置か れた人間を相対的に見ること。

 

水を知るとは、水に依存している人間生活の実態と周囲の水環境に影響を与えながら生活している人間(自分)の課題を認 識すること。

 

水を知るとは、水を大切なものとして、愛すべきものとして、かけがいのないものとして知ること。

 

水を知ることによって、水との新たなつき合い方、人間(地球市民)としての新た生き方を始めることができれば・・・


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