DHMOについて
藤井芽

                  

@ プリントにあるDHMOの性質を見て、規制の署名を求められていても私は応じたとは思えない。以下はその理由である。

 

 

A DHMOとは、Dihydrogen Monoxideの略語で、日本語にすると一酸化二水素の略語である。これは水のことであるが、わざわざ難解に呼称したものである。これを利用し、人々がいかに騙されやすいかを実証する為に対して実際は水であるDHMOに関する極端な説明を行った。(wikipediaより)

B DHMOの規制に50人中43人が賛同したということを知り、人々の分析力の無さを感じました。プリントに記載されているものはまだしも、出典のページに書かれているDHMOの性質をすべて読んだ人がそのままDHMOの危険性を信じ込むのは疑問に思います。なぜなら、DHMOの性質や影響が多大すぎるからです。

 DHMOがこれほど多くの影響を持つものなら、我々の周りにごく普通に存在するものだと考えられます。そして、そのような物質に危険性があるのならもう既に規制されるなど、何らかの処置が施されている可能性があります。そのような規制が無く、身の回りにあふれている物質はそれほど危険性が無いと考えられます。DHMOの正体を見切れないとしても存在を疑問視するくらいが普通ではないでしょうか。

  それと同時に、水が与える影響が多岐にわたっていることを痛感しました。私達の身近にある物質の特性を極端に書こうと試みても、これほど多くの性質を挙げるのは不可能でしょう。一つの同一な物質がこれほどまでに沢山の性質を持ち、多岐にわたる分野において影響を与えられるのは、水ならではだと思います。

 また、50人中43人が署名したという点に付いても疑問があります。年齢層、職業などに偏りは無かったのでしょうか。また、署名を求めたのは周囲の人とありますから、アメリカのようなsegregationが激しい国では周囲の人には学力や知識にばらつきが見られないと考えられます。これは、人々が騙されやすいということの証明にはならないと思います。


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