海水温上昇による海洋生態系への影響から見る水問題

北村 有梨沙

 

<要約> 

2006年10月の朝日新聞より、北欧で海温上昇によりタラなどの魚が北上しているとあった。

近年、水温上昇により、北方の魚が北上して南方の魚が生息域を広げるという海洋生態系の変化が見られる。これが漁業などの人の活動や海鳥などの他生物にも影響を及ぼしている。これに対して、根本的原因であると思われる温暖化に対して自然エネルギーへの転換、BDF燃料の導入、省エネルギー政策を行い、CO2増加に歯止めをかけたい。また、個人が出来る事としては、日々の省エネルギー活動、企業や公機関の対策の受け入れ、テクノロジーや政策が温暖化を止めるのではなく世の中の潮流つまり不特定多数の人が社会を変えると意識する事が挙げられる。

 

<問題点>

  温暖化の影響と言われている水温上昇が、一体どれほどの上昇であり、どの程度の影響が出ているのだろうか。ヨーロッパの北海ではこの10年間に水温が2度ほど上がりタラなどの魚がさらに北上してしまった。これには二つの原因があるようだ。一つ目にはタラの餌の移動が挙げられる。海氷には氷藻を食べる植物プランクトン、動物プランクトン、オキアミのような甲殻類が生息している。これらは多くの魚の餌であり、特にタラ種は前方上方に開く口の形になっており、これらの餌を食べやすく適応している。もしこのような状況で水温が上がり、海氷や冷水に生息するプランクトンが減少すれば、タラも餌を追い求めてより北の方へと移動する事になる。二つ目、生物にとって生存に適当な温度があるが、温度上昇によりその枠外にでてしまったため棲むのに適した環境を求めて移動したという事も考えられるようだ。

水温上昇による生息域の北へのシフトは、イギリス南西部でも見られる。ここでは70年間にほとんどすべての海洋生物が北へと移動したという。また、アラスカのベーリング海でも水温2度上昇によって海氷の南端が約300km、北に上がった。1997年と1998年には、異常な高温のため北太平洋の鮭類が北上してまった。

この魚の息域変化はまた、漁業やその魚を食料とする生物に大きな影響を与える。タラの例の場合、50年前は140万トンもあった水揚げが70年代以降に激減、一時は30万トンにも落ち込んだ。そのためヨーロッパバイやエビを代わりに取るなどの対策も行ったが、さすがにすべては補いきれなかった。一方、タラを食べる海鳥なども食料不足で餓死する可能性もある。1993年、アラスカ湾で、魚が温かくなった水をさけ、冷水求めてより深くもぐってしまい、12万羽の海鳥が死んだ。

水温上昇で南方系の生物の生息圏が広くなり、かつては見られなかったような熱帯の魚が現れる現象も起きている。有明海では熱帯に分布するナルビトエイが大量に進出し、アサリなどの貝を食べつくしている。海温が0.8〜1.6℃(74年〜00年)の幅で上がった事が原因。食用価値も低く、漁業に大きな痛手である。

今、水温上昇に伴った魚の分布域の変化により人や海鳥などをめぐるバランスが崩れつつあるのだろう。

 

<対策>

近年の水温上昇は地球温暖化によるものではないかとの見方が強い。そのため、対策としては、温暖化を促進する温室効果ガスを減らす事が大切だ。ここでは特にCO2をいかに削減するかに絞って対策を考えたい。

 まず第一に火力発電を自然エネルギー発電へと転換していく事が肝心だと思う。現在、日本では、太陽光や風力といった自然エネルギーが電力供給に占める割合は約1%だが、火力は50〜60%を占めている。これらのエネルギーのCO2排出量(1kwあたり)を比べると、約260(石炭)・196(石油)・162(LNG)・33(太陽)・19.6(風力)とであり、かなりのCO2削減になる事がわかる。(単位はg。数字は発電時と発電時以外の合計)よって。すぐには無理であっても最終的には自然エネルギーに代替するのが良いと思う。ただ、すべてを代替してしまった場合、電力需要を賄いきれるか、エネルギーの不安定さをどうするかという疑問が残る。確かに私たちが消費する電力は膨大で一見すると賄いきれそうにない。しかし、通産省によると太陽光発電を家庭や道路に設置するなどの完全整備をした場合、最低でも43年かかってしまうがこれだけで17310万kwになる。1997年の火力発電総和12960万kwよりも高い数値だ。また、海洋温度差発電などは赤道付近の小さな島国でもできる発電であり、赤道をはさむ南北40度以内での潜在的発電量は一兆kwとの試算もある。これは世界総発電能力の約300倍だ。徹底的に自然電力を普及させれば需要分は補えそうだ。供給の不安定性についてだが、自然電力には不安定な太陽発電・風力発電だけでなく、実際には比較的安定した波力・潮力・地熱・廃棄物(ゴミ)発電・前述した海温温度差発電など様々だ。これを複合させる事によって安定性が得られるのではないだろうか。

 第二に自動車の燃料の転換があげられる。石油に代わる燃料はバイオディーゼル燃料(BDF)と呼ばれ、サトウキビやとうもろこしなど植物からバイオエタノールを作りそれと通常のガソリンと混合させる事で石油量を軽減させることができるエネルギーだ。ブラジルでは国がBDFの販売をすべてのガソリンスタンドに義務付けた事もあってか、すでに全体の15%の車がBDFで走っている。

植物は栽培中にCO2を吸収するため、このエネルギーを使うとCO2排出量がゼロになると推測される。また、ガソリンに比べて安いので消費者にとってもメリットがある。

 その他、ビルの断熱材をよりよい物にするなどの省エネルギー政策、屋上緑化を進めたりなどして冷暖房の消費を抑え、鉄道・バスのさらなる普及、コンビ二などで利益の少ない夜間営業を制限したり(例えば、深夜1〜4時の3時間の営業を全国的に禁止させるとか)などをする事も重要だと思う。特にコンビ二等の夜間営業制限は厳しい対策かも知れないが、そこまでやらないともはや温暖化は止める事ができなくなってしまうだろうと思う。

 

<今、私たちが出来る事>

私たちが温暖化に対して出来る事、それはまず、省エネルギー行動を心がける事。ありきたりで単純な事かもしれないが、私はこれに尽きると思う。例えば、なるべく車を使わず、徒歩・自転車・電車やバスなどの共有移動手段を使う事。あるいは車を使ったとしても一日5分のアイドリングストップを行えば一世帯辺り年間約39kgのCO2低下につながる。車に関してもうひとつ、荷物を車の中に載せたままにしないことも重要だ。小さなことのように思われるが、無駄な荷物10kgをいつも乗せたまましばしば車を使うと、重さの分だけ燃費が増えるので年間3.5kgのCO2が余分に排出される。パソコンやTVなどはたとえ使っていなくても待機電力としてエネルギーが消費されていくので、こまめに主電源からきるのも大変良いと思う。PCは無理でも、TVのスイッチ入れは簡単な上、日本中で300万kwであるそうだから、気にかけて切るべきだ。冬はすぐに暖房を入れるのではなく夜は早めに雨戸を閉めてカーテンを閉めてさらに厚着をした上で入れる必要がある。設定温度も冷房の場合は一度でも高く、暖房は一度でも低くしたほうが良い。私の家は付けている時は11〜16度の間だが、12度でもそれほど寒いというわけでもない。やろうと思えば出来るはずだ。

どんなに一つ一つが小さかろうとも、意味がないように見えても、皆がやればどれほどの削減になることだろう。温暖化対策に近道などありはしない、地道な一歩が大きな力を発揮するのだと私は思っている。

 技術革新のおかげでCO2削減に貢献するテクノロジーが私たちの周りには多くある。企業や公機関もようやくではあるが環境に配慮した経営、炭素税などの政策を考案するなど、温暖化に乗り出してきている。しかし、どんなに良い技術や施策であっても受け取り手の対応次第で無意味なものになりかねない。だから、私はここで2番目、CO2削減対策の積極的受け入れ、を私たちが出来る事の2番目としてあげたい。今、私の住んでいる杉並区ではマイバック運動が区によって推進されている。区は現在30%の市民のマイバック保持率を、ポリ袋に5円という値を付ける事で60%にしたいという。もし、ポリ袋が全国的にも減ったとしたら、その原料である石油の輸送、生成にかかるエネルギーなどのエネルギーが削減される。大きな枠での省エネルギー活動だ。しかし、たがが5円なら何も気に留めずに買い続ける事もあるかもしれない。この区が推進したマイバック運動、あなたは無視するのか、受け止めるのか。政策の成功の鍵はまさに個人の態度・行動の中にあるのだ。企業がテクノロジーを駆使して作った環境配慮型製品にしてもそれが現実に使われなければ意味を持たない。だから、自分が可能な範囲の中で良いから企業や公機関が示した方策を受けることも大切だと思う。

 最後、自分たちが温暖化に対して責任があり、自分たちが行動や態度が社会を形作っているのだという意識を持つべきだ。確かに個人がCO2を減らそうと努力しても、実際、CO2排出量を見れば、家庭部門よりも産業・サービス業等の企業活動部門の方が多い。数値に着目すれば、市民・国民の地道な努力よりも企業の努力が必要なのだと思うだろう。けれども、企業がターゲットとしているのは私たち、消費者、一般市民であり、消費者の環境に配慮した行動は企業に影響を及ぼすだろうと私は考える。私たちが今の大量消費社会を見直し食料でも製品でも無駄な消費を抑えれば、作り手である企業も需要に応じて供給を下げたり、環境配慮型に切り替えるようになる。すると、そこにかかっていたエネルギーが減る。このように市民の環境志向に基づく行動が企業、あるいは政府を動かす事が出来る。数値の上では市民の行動が目立たなくとも、私たちの意識変化やそれに伴う行動変化が社会を変えるのだろうと思う。私たちが社会の潮流を決めるのだ。

 ゆえに私たちが出来る事は大きく分けてこの三つ、簡単な日々の省エネ行動、政策・対策を積極的に受け入れる事、個々人の意見の総和である世論は時として社会を動かす力を発揮し自分もその世論の一端を担っているのだと意識する事だ。水温上昇による生態変化のようなものでも突き詰めれば自分も影響を与え、そして影響を受けるのだとあらためって思った。やはり一番大切なのは政策でもテクノロジーでもなく、大衆の意識にあるのだ。

 

<参考文献>

1.2006年10月3日朝日新聞

北極異変)タラ、年々北へ スケトウも?水温上がり、エサ場ごと動く 

 ノルウェー沿岸やベーリング海など北極周辺で、冷たい海を好むタラやスケトウダラの漁場が年々、北へ移っている。漁業への影響も出始め、北極の海の動植物が全体として北へ移動しているのではないかとの見方も出ている。

 (ベルゲン〈ノルウェー〉=桑山朗人、ダッチハーバー〈米アラスカ州〉=谷口哲雄)

 タラは水産王国ノルウェーの主要な輸出品の一つだが、ベルゲンの国立海洋研究所によると50年前に約140万トンあった水揚げが70年代以降に急減。一時は30万トンまで落ちた。特に減ったのが北海、ノルウェー海。一方、北のバレンツ海では増える傾向だという。

 北海では、約10年で水温が2度ほど上がり、冷水に生息するプランクトンが減少、暖水を好む種類にほとんど入れ替わってしまった。「タラは冷水にすむプランクトンを追うように北上している」と、上級研究員スベイン・イーバルサンさん。

 一方、米アラスカ・アリューシャン列島のダッチハーバーはスケトウダラ漁の世界的な基地で、日本水産子会社の加工場「ユニシー・インコーポレイテッド」(本社・ワシントン州)がある。山瀬茂継ディレクターによると最近、スケトウ漁場は大きく北西へ移った。関係者は「漁場の移動は、漁でイカやサケが混じるようになったせい。イカなどが増えたのは水温の変化が一因かもしれない」という。

 北海道大の齊藤誠一教授(水産学)によると、ベーリング海では、98年〜05年、冬の海氷の南端が約300キロ北へ上がり、水深100メートルの海底も海面近くも水温が2度ほど上がった。「漁場の移動に直接関係があるかどうかはまだわからないが、温暖化の兆候は明らかにある。ベーリング海周辺でも詳しい調査が必要だ」と話している。

天然タラの漁獲が減っているノルウェーでは、養殖に適する魚の研究のため約2万匹のタラを飼育していた=ノルウェー・トロムソ付近で、橋本弦撮影

 

 

2."Are We Putting our Fish in Hot Water?"(温暖化が魚に与える影響) 概要

http://www.wwf.or.jp/news/press/2005/p05111801.htm

変温動物である魚類の体温は、ほとんどの場合、生息している水域の水温と同じです。従って、水温が上昇すると、魚の生態にも大きな影響が及び、中には生息できなくなる種が出てくる可能性もあります。人間が引き起こした地球温暖化によって、海洋の温度も過去50年間に上昇しており、多くの魚類が脅かされようとしています。  水温が上昇すると、魚はより水温の低い水域、たとえばより深度の深い場所や川の上流、高緯度の海域などに移動します。すでにイギリス南西部の沿岸域では、過去70年間にほとんど全ての海洋生物が、190kmも北へ移動しました。今後、わずかでも、温暖化がこのような生物群落の変化を引き起こした場合、世界中の漁業にも悪影響が及ぶおそれがあります。たとえば、漁獲対象となっているタラやアカガレイは、アメリカやカナダ南部の海域からほぼ姿を消すといわれているほか、マスやスズキなどの20種を越える魚類も、個体数が50%に落ち込むと予測されています。また、北海のタラも現在の主要な産卵場所である北海南部からいなくなる可能性が指摘されています。

 また水温が上がれば、魚の群れは、本来の生息に適した水温域を求めて移動していきます。これはその魚類を食物としている生物の危機的状況を招きます。実際1993年にアラスカ湾では、魚の群れが冷たい水を求めてより深く海に潜ってしまったため、12万羽の海鳥が餓死しました。水産庁は、日本近海の魚類も、温暖化の影響で100年後には生息域が大きく変わって、私たちの食生活へ多大な影響が及ぶと予想しています。

 

3.2005年3月12日 朝日新聞  南方系の大型エイ、有明海に大挙襲来 海水温上昇が原因

南方系の大型エイがここ数年、有明海に大量に押し寄せ、アサリやタイラギなどの二枚貝を食べ尽くしている。食害は最近、瀬戸内海にも拡大しているという。専門家は、日本近海の水温が高くなった影響ではないかとみている。(山本智之)

 このエイは「ナルトビエイ」。有明海ではここ数年、目立って増え、4〜11月を中心に年に数十万匹がやって来るとみられる。

 ナルトビエイは海底の砂や泥を深く掘り、臼のような歯で二枚貝の殻を割って肉を食べる。ナルトビエイに襲われた後の海底には、直径10〜20センチのすり鉢状の穴と、割れた二枚貝の殻が残される。

 日本近海にいるトビエイは、貝だけでなくゴカイ類や甲殻類(エビやカニの仲間)も食べる。しかし、長崎大の山口敦子・助教授(魚類学)の調査によると、ナルトビエイはほぼ100%、二枚貝だけを食べることが分かった。1匹が一度に約500個のアサリをたいらげたケースもあった。

 このため漁業へのダメージは大きく、佐賀や長崎、熊本、福岡の沿岸各県はナルトビエイを駆除の対象にしている。 ここ4年間の山口さんの調査で、ナルトビエイが低水温に弱いことがはっきりした。水温が17度を下回ると、外洋へ移動するという。

 同大の中田英昭教授(沿岸海洋学)によると、有明海沿岸の冬場の表面海水温は上昇傾向にある。74〜00年にかけ、場所によって0・8〜1・6度の幅で水温が上がったという。

 たとえば湾口部の場合、冬の表面水温は70年代は13〜14度だったが、90年代には14〜15度に。冬の表面水温でさえここまで"底上げ"されてくれば、ナルトビエイにとって「適温」となる期間も長くなる。

 山口さんは「この水温上昇が、エイの襲来を招く大きな要因になっているのではないか」とみている。

 また、天敵である大型のサメ類が乱獲で減ったことも、ナルトビエイの進出に拍車をかけている可能性があるという。これらの成果を、31日から東京都で開かれる日本水産学会で報告する。

 ナルトビエイによる二枚貝の食害は、山口県や広島県など瀬戸内海でも報告され始めており、山口さんは「温暖化が進めば、ナルトビエイが現れる海域はさらに北上する可能性がある」としている。

  <ナルトビエイ> インド洋や東シナ海の熱帯・亜熱帯域を中心に分布。翼のような形のひれを広げた幅は約1・5メートル、体重は約50キロにもなる。長い尾の付け根には毒のトゲがある。アカエイなどに比べると肉がやや硬く、食用価値は低い。日本周辺では、89年に長崎県の五島列島沖で見つかり、有明海では96年に初めて記録された。写真は、捕獲されたナルトビエイ=山口・長崎大助教授提供。

 

4.http://eco.goo.ne.jp/life/sho-ene/ondanka/04_2.html 

無駄な10kgの荷物を載せっぱなしにした場合、二酸化炭素3.5kg分が年間で排出されることになる。車に荷物を置きっぱなしにしないこと。

12月といっても天気がよければ、日中はなかなか暖かく、真南の部屋なら窓を開けっ放しにしないと暑いぐらい。冬に省エネするなら、この日中の太陽光を使わない手はない。日中は窓を開けないで、この太陽光をふんだんに部屋に取り込もう。西日が差し始めて、暗くなる4時前に雨戸を閉めてしまいましょう。すると熱が部屋にたまって夜でも暖房なしで過ごせちゃうというわけ。また、雨戸を閉めて寝ると、夜つけていた暖房の暖かさが朝まで残っている。

5.“原子力がひらく世紀” 社団法人日本原子力学会編

6.“21世紀社会の選択”  エネルギー・資源学会編

7.“グリーン電力”     北海道グリーンファンド監修

8.朝日新聞  2007年1月15日 

改正容器包装リサイクル法で4月から小売業者にレジ袋などの削減義務が課せられるため、スーパーやコンビニで様々な取り組みが広がっている。 東京都杉並区と中堅スーパー・サミット(本社・同区、首都圏85店)はレジ袋を有料化して削減効果を調べる協定を結び、同区内の成田東店で15日から、1枚5円で販売する実証実験を始めた。 同区などは周辺約3400戸にマイバッグとして布製の袋を配布した。現在30%のマイバッグ持参率を60%に上げる目標。売り上げや客数の変化などレジ袋有料化の効果と影響を3月末まで探る。成果が上がれば区は他のスーパーにも有料化を勧める。削減が進まなければ、現在施行を見合わせている「レジ袋税条例」の実施を検討する。 事前の告知に力を入れたため、午前9時の開店と同時に訪れた客のほとんどは、マイバッグなどを持参。店内アナウンスでも「マイバッグをお持ちください」と繰り返していた。

 同店を訪れた山田宏区長は「不要なレジ袋はもらわない、必要なら買うという意識改革につなげたい」と話していた。 一方、東京都千代田区の環境省や厚生労働省などが入る庁舎内のコンビニ「エーエム・ピーエム中央合同庁舎第5号館店」でも15日からレジ袋の配布を原則やめた。大手コンビニチェーン店では初の試み。客側の要望があれば、従来通り無料でレジ袋を提供する。

 同店は年明けにマイバッグ5千枚を庁舎内の職員に無料で配布した。これまでは客からの申し出がない限り商品をレジ袋に入れていたが、必要かどうかを確認してマイバッグ使用を促す。

 

9.BDFについて http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/img/title2.gif 

10.http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview060214.html  

これ以降は参考程度に使用

11.地球温暖化防止の市民戦略   気候ネットワーク 代表 平田仁子

12“気候変動水没する地球” ディンヤル・ゴドレージュ

13.“消える氷河”   桐生 広人

14.“気候変動プラス2℃”  編 山本良一、 Think the Earth Project

 

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