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水:環境問題
A.
1. ミツカン水の文化センター:ミツカングループがホームページ上で公開 している「水」専門のライブラリー データベース。関連図書、研究 レポート、水にかかわる生活意識調 査報告など、約1万3千件のデータ からの検索が可能。 生活、飲食、健康、風呂・温泉、と いった身近なテーマから、環境、科 学、建築、産業、歴史・風土…あら ゆる領域に広がる「水」関連資料の 収集を続けている。河川・湖沼の 関係資料も豊富に取り揃えている他、 酢や酒などの醸造分野の資料も収集 している。
http://www.mizu.gr.jp/index.html
2. 森と水のクイズ: 森や水に興味を持つ人がつくった個人のホームページ。実際の森林からとったデータを用いて、森林と水の関係や、酸性雨などの環境問題などについてクイズという形をとって示してある。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3816/index1.html
3.「砂漠の緑化をめざして」緑化ボランティア・レポート:中国内陸部、内モンゴル自治区オルドス高原や山西省黄土高原の緑化に7年間ボランティアで取り組んでいる人のホームページ。その間に撮った写真を中心に砂漠と沙漠化、緑化の難しさ、生態系の変化等を紹介している。
http://www2.wbs.ne.jp/~kunio/
B. 今、地球上に何がおこっているか?
酸性雨 :酸性雨とは、化石燃料の燃焼などにより生じる硫黄酸化物や窒素酸化物などが、大気中で酸性の化合物となり、雨などに取り込まれ地上へ降下する現象のこと。
砂漠化 :地球規模で砂漠化が進行しています。砂漠化の影響は世界の乾燥地域における耕作可能な土地の約70%、地球上の全陸地の約25%もの広大な地域に及んでいる。
海洋汚染 :海洋汚染は、多くの国や周辺地域に悪影響を及ぼすとともに、汚染からの回復が容易でないことからも、重大な地球規模の環境問題として認識されており、早急に対策を進めていかなければならない。
森林(熱帯林)の減少 :現在、様々な原因により世界的な森林の減少が進んでいる。森林の減少の問題では、これまでは主に熱帯林の問題が取り上げられてきたが、ロシアやカナダの北方針葉樹林の減少も深刻な問題として考える必要がある。
C.人類は何をすべきか?
環境問題は地球全体の問題であり、一国がそれぞれバラバラに取り組んでいても大きな効果は挙げにくい。 やはり、環境問題には地球全体で取り組んで行かなければならない。 そのためには人間の一人一人が地球的な視野を持ちつつ、環境問題を意識して生活していかなければならない。
酸性雨は化石燃料の使用による大気汚染物質の発生がその原因となっている。
発生源としては工場や発電所などの固定発生源と自動車などの移動発生源が主なものである。そこで、私たちにできることとしては、省エネルギー対策に協力すること、自動車の利用に配慮すること、などが挙げられる。また、酸性雨の問題は周辺地域における大気汚染物資の排出抑制も大きな課題である。
森林の減少の大きな原因の一つとして森林の伐採が挙げられる。私たちは、日常の生活の中で非常に多くの木材製品を利用している。これらの製品の利用に無駄がないか、リサイクルはできないかなど、日常の生活の中でもう一度自分たちにできることを考えていくことが重要である。
海洋環境を保全するための世界的な取り組みとして、「マルポール73/78条約」、「ロンドン条約」などが採択・発効されている。また、UNEP(国連環境計画)では「地域海計画」による地域的取り組みを推進している。
私たちにとっても海は身近な存在であり、毎日のように海産物を食する生活を送っている。この海の環境の保全のために、行政やNGOなどの取り組みを理解し協力していくとともに、(海水浴に行った際などの)ごみの投棄や生活排水の問題など、日々の暮らしの中で取り組んでいくべきである。
砂漠化問題に対する国際的な取り組みとして、国連において「砂漠化防止行動計画」が採択され、1994年に「砂漠化防止条約」が合意されるなどし、地球規模で砂漠化の問題に対応する体制が整ってきた。
D. 私たちは今いるところで何ができるか?
現在の水質汚濁の状況を考えると、工場や事業所などから出される排水だけではなく、各家庭から出される排水(生活排水)の影響が無視できないほど大きくなってきている。そのため、私たちの身近な部分でやらなければならないことは多く、その水質保全に向けた取り組みが非常に大きな意味を持つようになっているといえる。
●生活排水の汚濁負荷低減のためにできること
□洗剤・石鹸は適量に□ 天ぷら油はできるだけ何度も利用し、捨てるときは直接流さないようにする。
□ 一度にまとめて洗濯する
□ 塩素系の漂白剤はなるべく使わないようにする
□ 水切り袋で生ゴミを流さないようにする
●節水
□ 水道を使っているとき(特に歯を磨くときなど)に水を流しっぱなしにしない□ 水洗トイレの"音消し流し"をしない
□ 洗濯には風呂の残り湯を使う
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