恩田川


 

私は実家が町田市にあります。町田市の中でも特に神奈川県と接している成瀬という住所に 住んでいます。私の家から南に1.5km程進んだところに恩田川とう河川が流れています。私が住ん でいるあたりの恩田川は、川の両脇が高さ3m程のコンクリートでガードされてその横が遊歩道になっています。田園風景に囲まれた、散策やジョギングなどに 最適な遊歩道です。実際よく恩田川沿いをジョギングしている人に通っていると遭遇します。川には場所によりますが、川原が小さいながらあり、植物が生え、 鴨が親子で泳いでいるのも見かけます。鯉も多く泳いでいます。しかしながら、この恩田川は子供たちが遊んだり釣りを楽しんだりできる河川では残念ながらあ りません。先ほど述べたように4mの程のガードがあり、下の川原には私の知っている範囲では、降り られないことになっています。また自然の川のままの場所もありますが、多くがコンクリートで作り直してしまって人工的に水を流しているところが多いです。 この恩田川の役目は、私の住んでいる地域に限定されますが、周辺の住民の下水を流すことがほとんどで、川を通して、人や他の生物との関わり合いを促進する こという役割はほぼありません。

私は恩田川をジョギングとしてはあまり使うことはなく、恩田川沿いにあるテニスコートと ジムに通うときに通っています。普段は自転車でサーッと通り抜けるので、あまり恩田川自体に注意を向けることはありません。しかし、遊歩道がたまに舗装が はげていたり、コンクリートが張っていなく凸凹の砂利道だったりするので、自転車で通りづらいなぁと感じます。しかし川は少しずつですが、年々きれいに なっているのではないかと思います。段々と水も透き通ってきていると思いますし、それに応じて魚の数や水を飲みにくる鳥も増えてきていると感じます。

2030年前の話は少し古すぎて知っている人が見つからなかったのですが、10年 数年ほど前の話を近所に住む八木さんという地主さんに聞くことができました。それによると、恩田川は15年 程前には遊歩道の舗装もされていなければ、川は地域の下水のにおいで臭かったようです。今のように魚や鳥をたくさん見ることはできなったらしく、川として は生態系が親しみを感じやすいものではなかったのではないかとのことです。現在は先ほど出てきたテニスコートが下水処理場を兼ねているので(屋上にテニス コートはあります。)集まってくる下水の浄化処理が進んでいてそのおかげで段々と水質も向上してきているようです。その下水処理場のことを成瀬クリーンセ ンターというのですが調べたところ、下水処理の運転は昭和52年から開始しているようです。長年の 処理の成果がやっと出できたのが最近だとのことです。成瀬クリーンセンターの概要は以下の通り。

運転開始日: 昭和52101 
敷地面積: 52,400平方メートル
処理能力: 1日あたり100,000立 方メートル(日最大) 
処理方式: 「標準活性汚泥法」 
年間処理水量: 28,748,440立方メートル

日平均: 1日当たり78,763立方メートル

放流水BOD: 年平均 1リットル当たり3.8ミリグラム  

http://www.city.machida.tokyo.jp/shisetsu/kankyo/kankyo02/index.html

 

恩田川についてのオフィシャル・ホームページは見つかりませんでしたが、いくつかのWEBにのっていた情報をまとめると、恩田川沿いは田園風景がすがすがしく、散策にも適している。ところどこ ろ川原に降りられるところもあるが、水に親しむという目的には不十分であった。という意見が多くありました。ただ魚も、観察会などによると場所によっては15種類ほど見つけることもできるらしく、賑わいを見せてきているとのことです。

恩田川について少しでも考える機会をもつということは、普段生活するうえで欠かすことの できない水道や、下水の処理などを考える上で非常に大切なことだと思いました。河川としてもきれいになってきたわけだし、散策にも適した環境が整いつつあ るのだから、もっと恩田川には、人、特に子供が水に親しむことができるよう工夫されることを望みます。観察会など恩田川に親しむ機会の促進はもちろんのこ と、子供たちが自由に川原や水遊びができるようになることが最終的な目標だと思います。まだまだ川としての環境が整ってきただけで、これからは加えて川の 地域への融合、人々とのふれあいを進めていってほしいと思います。