- A:この花は何? 出会った時の驚き
- == 答えと解説 ==
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- A B
- ギンリョウソウ(Monotropa
uniflora):富士山麓・ アロエ:冬に花を咲かせる。肉厚の葉を見下ろす
- 青木ケ原の樹海の中で出会った4匹の“銀狐”。 ようなトサカのような橙色がアロエの花であった。
- かたちは南蛮キセルと似ている。
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- C
D
-
- ムサシアブミ(Arisaema
ringens):武蔵鐙。 レンゲショウマ(Anemonopsis
macrophylla):蓮華升麻。
- 鐙とは馬に乗る時に足を掛ける道具。ウラシマソウ、 よく見るとレンゲの花の形に似ている。レンゲは上向きに咲くが、
- マムシグサと同じ仲間の植物。高尾山に行くと見ら こちらは下向きだ。神代植物園の隣りにある緑の相談所の庭で
- れる。 不気味な感じを受けるが、不思議な形と色 初めて見た時の驚きは今でも忘れない。
- が目の裏に焼き付いている。
-
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- E F
- シロタツナミソウ:これも高尾山で撮影。清楚で ウバユリ(Lillium
cordatum):姥百合。北海道大学植物園
- 今にも崩れそうな姿が愛らしい。北斎の浮世絵「神 の入口で出会った。ユリ科の花だが、燻った白色の花がいかにも
- 奈川」を想わせる。波頭の形(立浪)に似ていると うら悲しく感じられた。白さが足りない、色彩が足りないと思い
-
- ころから名付けられたのだろう。 ながらシャッターを押した。
-
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