次々にすばらしい書評が出ます(
「著書」ページ)。わたしの本よりも、書評の方が優れているのではないかと思います。今回の横手大輔さんは、50万部超えの『ケーキの切れない非行少年たち』を担当した辣腕編集者だそうで、「どんな分野でも、すでにあるストックを「カチッ」と上手く組み合わせて新たな価値を創出している人の話が好み」とあり、わたしが伝えたかったことをきっちり受け止めて紹介してあります。神学論争などという一般受けしないコンテンツだけど、「時代の問題意識にぴったりとシンクロしている」なんて、嬉しいですね。「日本人の寛容」については論争的な事実に触れているし、ルネサンス的な人間万歳思想はお堅い宗教よりもかえって不寛容だ、というところなどは、よほど丹念に拙著を読まないと拾ってもらえません。
HONZ というこのサイトは、成毛眞さんが主宰している厳選リストで、玄人の視点が光ります。取り上げていただいたのは実に光栄なことです。よしっ、50万部だ!