4.実験その2


実験2:高さ・深さの実験 


ミルククラウン形成要因の一部として、滴下する高さと、滴下される液体の深さが関係していると
予想されたため、
  ・先ほどの4種類の液体(水、牛乳、コンデンスミルク、石鹸水)
 ・3段階の高さ(35cm、 70cm、 140cm)
 ・滴下される液体の深さ(1mm、 1cm、 5cm)
とを組み合わせ、計36通りの組み合わせで実験を行った。

用意した実験道具は以下の通りである。
 ビュレット:ミルククラウンを作るのに液体を滴下する
 スタンド(写真1):ビュレットの高さを調節し、固定する
 デジタルカメラ:撮影用。連写機能のついたもの
 三脚:デジタルカメラを固定する
 容器:滴下を受ける液体を入れる。撮影しやすいように透明のものを用いた。
 照明器具(写真4):ミルククラウンをデジタルカメラでより鮮明に撮影する
 
手順は次の通りである。
 @ ビュレットを固定するためスタンドを高さにあわせてセット(写真3)
 A 三脚とデジタルカメラをセット。三脚は用いない場合もあった。
 B 鮮明に撮影するため照明器具をセット
 C 液体を滴下する高さを合わせた。高さは液面からビュレットの先とした。
 D 容器に実験の対象となる液体を、深さを測って入れ、
 E ビュレットで液体を滴下した(写真2)。

この際、デジタルカメラでの撮影方法は、連写機能を使い、撮影しながら次々と滴下して、
クラウンを捕らえたコマを撮影後に選び連続画像を得るというものであった。

実験2の結果

ミルククラウンの形の良し悪しに関する統一された基準は存在していないことから、
私たちはクラウンの高さ、玉のできている感覚の均等さを基にA〜Dで評価を下した。
(Aが最もきれい、Dは全くできてない)
結果は4つの表で示した。




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