【 重心の計算方法1:それぞれの体節の重心を求める】 写真1(体節の中心の長さ)×{表の基部(末端)の値}={重心の基部(末端)からの距離} ・下の人体測定表にある、重心の「基部」「末端」とは、それぞれ、体の中央に近いか、 体の末端に近いかを表し、数値は体節の長さに対する、体節の基部あるいは末端から 重心までの距離の割合を示している。 ・計算の際には、基部からの距離か末端からの距離かのいずれかを求めればよい。 ・「体節の重量/体重」の値は割合であり、今回の研究では実際の体節の重さは問題では ないので、計算を容易に行うために、この値を1000倍したものを重さとして計算した。 (例)ロープを引く動作・右上腕の重心(⇒写真1) 体節の中心の長さ:2cm 重心・基部の値:0.436 2cm×0.436=0.872cm ∴右上腕の重心の位置は上腕の付け根から0.872cmの点。 重さ 28
(Zatsiorsky, Vladimir M. "Kinetics of Human Motion")