4.計算方法その2


【 重心の計算方法2:体全体の重心を求める】

写真2


2点間の重心はその重さの比を用いて求めることができる。


(例)ロープを引く動作・右腕の重心(⇒写真2)
  腕全体の重心=上腕の重心と前腕の重心の重心
  右上腕の重心と右前腕の重心との距離は2cmであり、それぞれの重さは28と22である。
  右上腕の重心から右腕全体の重心までの長さをxcmとすると、
  28x=22(2-x)
  x=0.88    22+28=50
      ∴右腕全体の重心は、右上腕の重心と右前腕の重心を結ぶ直線上の右上腕の重心から
        0.88cmの点。
       重さ 50

この計算を各重心間で繰り返し行うことにより、体全体の重心を求める。
             



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