夏休み期間、授業として開講される「海外フランス語研修」プログラムを紹介します。
トゥールーズ大学ジャン・ジョレス校で語学を学び、
ホームステイなどの異文化交流をしながらの集中研修は大きな成果をもたらしてくれるでしょう。
到着時にプレイスメントでレベルにあったクラス分けがおこなわれ、またプログラム終了時にフランス語検定(TCF)を受検。
帰国後ICUの単位が付与されます。
※以下の資料の閲覧にはICU Net IDでのサインインが必要です。
French Studies Abroad will participate in 4-week-program of French language study at the University of Toulouse - Jean Jaurès during the summer recess while experiencing home-stay and cultural exchange. Upon arrival, a placement test will be conducted and at the end of the program, students will take a standardized French language test (TCF) of which result will be transferred to ICU and counted as part of the grade for the course.
※To view the materials, please sign in with ICU Net ID.
研修校、トゥールーズ大学ジャン・ジョレス校については、こちらから閲覧できます。
2024年度プログラムのパンフレットは、下記よりダウンロードできます。
For more information about University of Toulouse, Jean-Jaures, please click here.
The program brochure and information about weekend excursions are available from the following links.
応募日程
Application Schedule
参加希望者は期日までにこちらのオンラインフォームを提出してください。
応募締切:2024/3/15(金) 正午
プログラム内容については、下記説明会配布資料とスライドを参照してください。
2024/2/19開催 海外フランス語研修説明会資料 *Japanese only
奨学金学内募集について
Scholarship Information
(Information in Japanese only)
海外フランス語研修は「日本学生支援機構(JASSO)2024年度海外留学支援制度(協定派遣)」に採択されましたので、以下の通り学内募集を行います。
本制度は給付型奨学金になりますので返済の必要はありません。応募要件に家計基準(世帯所得)の目安はありますが、家庭の事情を考慮し審査・選考いたしますので、家計基準を上回る場合でも受給できる可能性があります。奨学金は留学の大きな経済支援になりますので、みなさんの積極的なご応募をお待ちしています。
- 奨学金金額
8万円
※一定の世帯所得金額以下の場合、留学中の奨学金に加え渡航支援金16万円が支給されます。 - 募集・選考スケジュール
申請書類受付期間:4月5日(金)・8日(月)・9日(火)・10日(水)
選考結果発表:4月中旬 - 応募要件
日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者(特別永住者を含む)
※その他にも要件がありますので、学内募集要項で確認してください。 - 応募方法
募集要項を参照の上、上記受付期間内に全ての申請書類を国際交流室窓口に提出してください。
(国際交流室オフィスアワー:月~金 10:30~11:45、12:45~16:00)
※窓口受付時には提出書類の内容を確認するため少しお時間を頂きます。時間に余裕を持ってお越しください - 申請書類についての注意
・申請書類の一つに、世帯の2022年1月1日~12月31日の1年間の所得を証明する書類があります。
・父母(またはそれに代わる家計支持者)それぞれについて、「課税証明書」または「非課税証明書」を必ずご提出ください。
・専業主婦など、所得が無い方についても「非課税証明書」が必要となりますのでご留意ください。
・審査の都合上、源泉徴収票、確定申告、マイナポータルで取得する「わたしの情報」等、他の書類は所得証明書類として受け付けられません。
・家計計支持者が2022年1月1日から12月31日の期間に海外居住の場合は、募集要項をご確認ください。 - 募集要項・申請書
学内募集要項
学内申請書
オンラインフォームの設問サンプル
渡航支援金申請のご案内
渡航支援金 生計維持者申告書(様式R)
- 問合せ先:国際基督教大学 国際交流室
ご質問がある場合は、問合せフォームをご利用ください。
参加者による報告
Report by participant
- 2022年参加者 塚本万由
2022 participant, Mayu Tsukamoto
2年生の春学期からフランス語学び始め、語学とフランスへの交換留学を視野に研修の参加を決めました。過去に留学経験がなく、日本国内で英語を学んできた自分にとって、「現地で使いながら言語を習得する」のは未知の体験でしたが、交換留学先としてトゥールーズ大学はICUと協定を結んでいる学校であるため、実際にキャンパスを訪れることができる良い機会だと感じました。
研修中は、学校やホストファミリーとの会話を通じて日常的にフランス語を使いながら学ぶ機会を得ました。授業はレベルに応じて分かれており、様々な国/背景からフランス語を学んでいる生徒が集まるクラスで、お互いの文化を紹介するイベントも行われました。放課後は街を散策したり、映画を見たり、週末は友人とボルドーへ行ったりと、南仏の夏を過ごせた贅沢な時間でした。
この研修を通じて、日本と現地で言語を学ぶそれぞれの利点を実感し、帰国後の学習計画が明確になりました。現地では気になった単語や発音、「とにかく話すこと」に重点を置いていましたが、国内には反復学習や文法や単語を体系的に学べる環境が整っているので、それを生かした学習を継続しました。
ホームステイ先や現地で出会った友人に恵まれ、自分にとって「帰っていく場所」のように感じられる出会いがありました。研修を通じて、フランス語圏に絞った留学先の選択肢が現実的になり、結果的に、トゥールーズ大学へ留学することが決まりました。この4週間の経験が留学への道を示してくれたことを感じています。
I started studying French in the spring semester of my sophomore year and decided to participate in the program to improve my language skills with a view to studying abroad in France. As I had never studied abroad before and had learned English in Japan, it was an new experience for me to "learn a language while using it locally," but since the University of Toulouse is an exchange school with which ICU has an agreement, I thought it would be a good opportunity to actually visit the campus.
During the program, I learned French by using it on a daily basis through conversations at school and with my host family. Classes were divided into different levels, and there were also events to introduce each other's culture in classes where students from various countries/backgrounds were learning French. After school, we spent time walking around the city, watching movies, and on weekends, we went to Bordeaux and had a wonderful vacation in the south of France.
Study abroad experience taught me the advantages of studying languages both in Japan and locally, and my study plan after returning to my home country became clearer. While in Toulouse, I focused on taking advantage of local resources as much, I continued learning after coming back by doing repetitive learning using systematic resources of grammar and vocabulary available in the country.
Blessed with homestay families and friends I met in Toulouse, I found myself feeling there like a "place to return to" for me. Through the program, my choice of study abroad destinations for the next year narrowed down to French-speaking countries, and as a result, I decided to study at the University of Toulouse. I believe that this four-week experience helped point the way for me to the next step."